<プロボクシング:日本スーパーライト級タイトルマッチ10回戦>◇28日◇東京・後楽園ホール◇観衆1600人

 3月に王座を獲得した岡田博喜(24=角海老宝石)が、同級1位シャムガル興一(28=三迫)を3-0の判定で下し、初防衛に成功した。

 圧力をかけ前進してくる相手に徐々にペースを奪われた。5回に顔面への強打でぐらつくと、7回には有効打で左目横をカット。それでも手数と有効打で上回り、激しい打撃戦を制した。「パンチの手応えはあったが、相手の気持ちが強かった。ただ、10ラウンド戦えたのはこれからの糧になると思う」と話した。