<新日本:G1クライマックス24>◇28日◇仙台サンプラザホール◇観衆2850人

 Aブロックで優勝候補の棚橋弘至(37)が、まさかの連敗を喫した。

 193センチ、140キロのインターコンチネンタル王者ファレに、スピードとテクニックで対抗。場外で、コーナーポストからのハイフライフローを見舞うなど、追い詰めたが最後はパワーに屈し、バッドラックフォールに沈んだ。

 会見場でも倒れ込んだままの棚橋は「風向きが変わっちまった」と、絞り出すのがやっとだった。