<新日本:G1クライマックス24>◇7月31日◇静岡・アクトシティ浜松◇観衆3100人

 棚橋弘至(37)が石井智宏を下し、4勝2敗の勝ち点8でAブロック首位に並んだ。

 負ければ優勝争いから1歩交代の危機に、めったに見せないラリアットで流れを変えると、最後はハイフライフローで勝負を決めた。「G1の折り返しを迎えていいスタートが切れた。G1の盛り上がりという風は常に吹いている。自分が、どこから風を受けるか」と話し、優勝への意欲を募らせた。同ブロックは中邑真輔、柴田勝頼、ベンジャミンと4人が勝ち点8で並ぶ混戦模様。Bブロックは、オカダが矢野を破り、内藤とともにこちらも勝ち点8で首位に立った。