<新日本:G1クライマックス24>◇1日◇東京・後楽園ホール◇観衆2015人

 Bブロックで最多19回出場の天山広吉(43)が、G1最多の60勝目を挙げた。優勝候補の一角、後藤の猛攻をしのぎ、得意のアナコンダマックスでギブアップを奪った。3勝4敗の勝ち点6で優勝戦線にも踏みとどまった。

 観客席からの大声援も受け「気持ちええよ。メーンか決勝の試合かと勘違いしたよ。G1で60勝は記念すべきことだけど、ここで止まる訳にはいかない。まだまだ43。誰にも負けない記録をつくる」と宣言した。