ボクシングの元世界2階級王者でWBA世界フライ級5位の井岡一翔(25=井岡)が15日、WBA世界同級14位パブロ・カリージョ(26=コロンビア)とのフライ級ノンタイトルマッチ(16日、東京・後楽園ホール)の前日計量に臨み、両者ともリミットの50・8キロで1発クリアした。

 また、元WBA世界ミニマム級王者宮崎亮(26=井岡)も、インドネシアライトフライ級4位イカル・トビダ(30=インドネシア)との50キロ契約ノンタイトルマッチの前日計量に臨み、宮崎は49・7キロ、トビダは49・9キロでパスした。

 3階級制覇に失敗した5月IBF世界フライ級戦以来の試合となる井岡は「戦う準備はできた。明日に備えて、勝つだけです」ときっぱり。相手の印象については「体を見てもしっかり仕上げてきてると思った。相手もこの試合に懸けてきてる。気持ちの面でも負けないようにしたい」と話した。

 また、昨年大みそか以来の実戦となる宮崎は「今回は慎重に(減量を)してきた。あとは、リングで暴れるだけ。まだ宮崎は終わってないと、アピールできるように頑張りたい」と笑顔で話した。