<新日本:両国大会>◇13日◇両国国技館◇観衆9100人

 オカダ・カズチカが、IWGPヘビー級王座挑戦権利証争奪戦を制して1・4東京ドーム大会メーンへの出場権を死守した。

 内藤の張り手がカウンターで入り、序盤は意識もうろうの中、持ちこたえた。終盤にリズムを取り戻しレインメーカーで仕留めたが苦しい戦いだった。アーチャーに続き、内藤とG1で負けた2人にリベンジ。「今年のG1は思い残すことなく終わりました」と話した。

 棚橋がIWGPベルトを奪取すると外道とともにリングに登場。「あなたのようなくすんだ太陽じゃ、新日本は照らせません。このオレが新日本、いやプロレス界を照らします。くすんだ太陽は沈んでもらいます」と棚橋を挑発し、ファンに存在を誇示した。