<プロボクシング:女子スーパーフライ級6回戦>◇15日◇東京・後楽園ホール

 6月にプロ初黒星を喫したモデルボクサー高野人母美(27=協栄)が、再起戦に臨み、4回TKOで勝利した。

 ドークマイパ・ソーデイントン(タイ)をコーナーに追い込むと、左右の連打を打ち込み、4回1分59秒にレフェリーが試合を止めた。「勝てたことはうれしいが、メンタルの弱さに情けなくなった。緊張で手数が出なかった」と反省した。金平会長は「工夫して詰められたのは良かった。次は少し厳しい試合を組んでいく」と話した。高野の戦績は6勝(5KO)1敗となった。