22日に7度目の防衛戦を控えるWBC世界バンタム級王者・山中慎介(32=帝拳)が19日、都内で予備検診に臨んだ。

 挑戦者の同級1位スリヤン・ソールンビサイ(25=タイ)ともに異常はなかった。山中は身長で10センチ、リーチでも13センチ上回った。診察後の会見では「試合が近づき気合が入ってきている。試合の日に最高の状態に持っていく」と冷静に話した。スリヤンは「自分より大きい選手と戦うのは慣れている。スピードで対抗していく。今すぐに試合をしてもいいぐらいの心境だ」とコメントした。