アントニオ猪木が育成する中国人プロレスラー、王彬(ワン・ビン)のドキュメンタリーがNHKの3番組で放送される。

 番組名は「わたしが見た“日本”

 中国人プロレスラー奮闘記(仮)」で、ナレーターは菜々緒。

 (1)総合テレビで11月3日(月)深夜0時40分~1時25分、地方発ドキュメンタリーとして、(2)BS1で11月9日(日)午後8時~同49分、BS特集として、(3)海外居住者向け国際発信で11月10日(日)日本時間午前4時10分~同59分、NHKワールドプレミアムとして、それぞれ放送となる。

 王彬は10歳から少林寺拳法、14歳からは散打を習い、中国スポーツ大会(散打の部)で優勝した。安徽省体育学院を卒業後、2009年に上海に移り住み、スポーツジムのインストラクターとして働く傍ら、格闘技修行を行っていた。

 IGFの中国進出に伴い関係者の目に留まり、13年頭からはIGF育成選手としてアントニオ猪木道場で練習を開始。日本で修行に励んでいた。猪木いわく「目つきがいい。闘いの目をしている」。

 格闘技の祭典「INOKI

 BOM-BA-YE2013」(日刊スポーツ新聞社後援)でデビュー。師匠のケンドー・カシンを相手に勝利を収めている。

 詳しくはIGF=http://www.igf.jpへ。