日本ボクシングコミッション(JBC)は29日、ボクサーやジム会長ら全てのライセンス申請の際に「暴力団など反社会勢力ではないことに関する表明・確約書」の提出を、来年1月から義務づけると発表した。

 基本的に1度で、現在のライセンス保持者は次回更新で提出する。虚偽の申請が判明した場合、ライセンス取り消しなどの処分が科される。

 ライセンス保持者の関係者とみられる反社会勢力からJBC職員に対する威圧的行為があり、警察に相談した上で実施が決まった。JBCの担当者は「反社会勢力からの完全な絶縁のためにも、当たり前のこと」と話した。