<プロボクシング:日本ライトフライ級タイトルマッチ10回戦>◇1日◇東京・後楽園ホール

 王者木村悠(30=帝拳)が2度目の防衛に成功した。同級11位油田京士(24=エディタウンゼント)の王座初挑戦を受け、序盤からキャリアの違いを見せてリード。中盤からは的確なパンチをまとめて圧倒した。

 油田が6回にバッティングで左まぶたから流血し、レフェリーストップで7回1分50秒負傷判定に。ジャッジは3者とも5ポイント差の3-0で勝利した。

 木村は「相手のパンチを見すぎた。パンチをまとめるところまではいったが、ダウンはとりたかった。今年最後でいい勝ち方をしたかった」と反省しきり。

 約400人の応援団の前でKOを逃し、残念そうだった。