22日に横浜国際プールで行われるダブル世界戦の調印式と公式会見が20日、都内のホテルで行われた。

 WBC世界スーパーフェザー級王者・三浦隆司(30=帝拳)は3度目の防衛をかけて同級1位エドガル・プエルタ(32=メキシコ)と対戦する。昨年の大みそか以来、約11カ月ぶりの試合に「ディフェンス面も成長し、体のバランスも良くなった。相手以上に必死になって勝ちにいきたい」と話した。初の世界挑戦となるプエルタは「ミウラはパワフルで好戦的な選手。私も魂を持ってリングに上がる」と意気込んだ。

 WBC世界フライ級タイトルマッチでは、9月に3階級制覇を達成した同級王者ローマン・ゴンサレス(帝拳、ニカラグア)が、同級8位ロッキー・フエンテス(フィリピン)を相手に初防衛戦に臨む。「これまでの試合の通り、勇敢な戦いを見せたい」とコメントした。