<全日本:和田京平レフェリー40周年&還暦大会>◇14日◇後楽園ホール◇観衆1111人

 秋山準社長の提案で決まった大会は、全7試合を和田京平レフェリー(60)がプロデュースした。

 新人青柳優馬のデビュー戦、同じ還暦仲間、渕正信が世界ジュニア王座に挑戦するタイトル戦、抗争を繰り広げるレボリューション諏訪魔とエクシード潮崎豪がコンビを組むタッグマッチなどで来場したファンを喜ばせた。

 メーンのタッグマッチでは、タッチの仕方が悪いと諏訪魔をどなりつけた。毅然(きぜん)とした態度と、軽快な動きでファンにも選手にも尊敬される和田レフェリー。試合後は、秋山社長から赤いちゃんちゃんこ、選手会からはリングシューズを贈られた。「感無量です。選手会からシューズをもらったので、まだ10年やらなきゃ。まだまだ頑張ります」と、場内のファンにあいさつした。