<新日本:後楽園大会>◇19日◇後楽園ホール◇観衆1950人

 CMLLファンタスティカマニア2015最終戦が行われ、全6戦すべて満員以上の大盛況で終了した。

 メキシコから本場ルチャのレスラーが多数参戦。新日本から棚橋、オカダ、中邑らがスポットで試合をする普段と違うスタイルながら、会場は女性ファンの黄色い声援と興奮に包まれた。

 この日はセミのスペシャル8人タッグマッチに、棚橋、飯伏、オカダ、中邑の4選手がメキシコレスラーと組んで出場。棚橋、飯伏に続きオカダも場外にダイブするトペコンヒーロを披露して、大歓声を受けていた。メーンでは、ラ・ソンブラがマスカラ・ドラダと激戦を展開。18分23秒、シャドードライバーから片エビ固めで試合を締めた。試合後は、メキシコ人レスラーと新日本の選手たちがリングに登場し、会場のファンにあいさつ。

 手塚社長は「会場の雰囲気がすばらしい。プロレスの底が深いと感じた」と、満足そうに話していた。