<新日本:所沢大会>◇30日◇埼玉・所沢市民体育館◇観衆1200人

 IWGPヘビー級王者棚橋弘至(38)が、新シリーズの開幕戦を勝利で締めた。

 2月11日の大阪大会で、AJスタイルズの挑戦を受けるが、メーンの8人タッグでバレットクラブの4人と対戦。AJスタイルズは来日していなかったが、タマ・トンガを挑戦者の得意技「スタイルズクラシュ」で仕留めた。

 試合後は、リング上で会場のファンに「大阪でベルトを防衛して、また皆さんの前に必ず現れます」とあいさつ。エアギターのパフォーマンスをアンコールに応え3度も行うなど、ファンサービスに努めた。「チャンピオンになって、ありがたいほどの充実感がある。仕事も、プロモーションも今日の試合も。大阪に向けて、AJがいなくても1人で盛り上げていく。大阪では、オレしかできないタイトル戦やります」と意気込みを話していた。