<全日本:後楽園大会>◇1月31日◇後楽園ホール◇観衆

 1711人

 故ジャイアント馬場さんの十七回忌追善興行が行われ、後楽園が満員の観客で埋め尽くされた。

 試合には、天龍や太陽ケアなども参加。休憩時間には、馬場さんの勇姿が場内のスクリーンで流され、馬場元子夫人(75)や秋山準社長ら選手、スタッフがリングサイドで黙とうをささげた。元子夫人は「馬場さんが元気なときは、リングサイドに1度も入ったことがなく、あらためで寂しいと感じた」と声を詰まらせていた。最後の6人タッグで熱戦を展開した秋山は「ファンのかたに、ボクらが若かったころのなつかしい全日本の声援をいただいた。これからは、馬場さんを知らない世代もいるので、新しい歴史をつくっていかないといけない」と話していた。