<プロボクシング:ノンタイトル10回戦>◇13日◇東京・後楽園ホール<1回>大毅は上体を小刻みに動かしながらジワジワと前に出る。左フックをボディーから顔面に返し、1歩踏み込んで右を狙う。コーナーに詰めると左構えのブンブンにいきなりの右ストレート、右アッパー。クリーンヒットはなかったが、ペースはつかんだ。<2回>大毅はブンブンの右ジャブを高いガードでブロックしながらロープ際に追う。腰の回転を利かせた左フックをボディーに2発。さらに右ストレートを軽くアゴの先端にヒットした。ショートで放つ左フックも相手のガードを突き破ってアゴに決まった。<3回>大毅はガードを固め、すり足で距離を詰める。力を抜いた右ストレートでタイミングを取り、左フックのダブルから右。ブンブンの左アッパー、右フックを食ったがすぐに自分の距離を取り戻し、右ストレートから左フックを繰り出した。<4回>大毅がさらに接近し、青コーナーで左から右のアッパーを突き上げる。ブンブンの長いリーチを殺す作戦だ。頭をつけ合い、左右のショートを多用。相手がパンチを出してくると重心を沈めて左フックをボディーに打ち込んだ。<5回>大毅が中間距離を取った。ノーモーションの右ストレートからチャンスをうかがう。右の連打から左フック、アッパーにつないだ。終了間際にはニュートラルコーナーに追い込んで左右ショートを狙った。<6回>大毅が右から左フックをボディーに。ブンブンの長い左ストレートをブロックしてカウンターの右ストレートを出した。左ショートアッパー、右ストレートもヒットした。ブンブンの右アッパーを顔面に受けて鼻血を出したが、大毅ペースが続く。<7回>大毅はブンブンの動きを良く見ている。前後のステップとガードでパンチをかわし、カウンターを狙う。しかし、手数が減り、パンチの確度もやや不足。中盤にブンブンの左右ストレートを顔面に浴び、後退するシーンもあった。<8回>大毅がチャンスをつかんだ。ロープに詰めてカウンターの右フックがヒットするとブンブンの動きが一瞬止まった。接近して左アッパー、フックを上下に打ち分け、右アッパー、ストレートも当たった。ブンブンも粘って右アッパーで反撃。<9回>大毅が攻める。左フックでボディーを連打し、右ストレートを顔面に。ロープ際で左アッパー、離れると左フックと多彩なパンチを見せる。ブンブンも頑張る。右アッパーから左ストレートで顔面を狙ってきた。<10回>大毅が低い体勢から強いパンチを出した。ブンブンの右に合わせて左フックのカウンター、ステップインして右ショート、ノーモーションの右、頭をつけて右ショートアッパー、左フック。KOは逃したが終始攻勢を続けて98-94、98-94、99-94の3-0で判定勝ちした。

