亀田ジムが会長を交代させて存続することになった。東日本ボクシング協会は24日に都内で理事会を開き、亀田3兄弟の父史郎氏の暴言問題で活動停止中の亀田ジム五十嵐紀行会長を無期限資格停止とし、吉井慎次トレーナーを新会長に据えてジムを存続させることを承認した。東日本協会は4月に亀田ジムを無期限活動停止とし、同ジムに所属する3選手を協会預かりとした。一時は練習場として3ジムを用意し、3度の調査委員会で五十嵐会長らから事情聴取。その結果、大橋協会長は「選手を守ることを第一に考えた。吉井氏は20年を超える経験がある」と、吉井氏を後任の会長に指名し、問題再発防止への確約書を提出させた。近日中に日本ボクシングコミッション(JBC)へ吉井氏のクラブオーナーライセンス申請し、認可されれば、3兄弟は亀田ジムで活動を再開できる。父史郎氏はジムから住居を移しているという。