プロボクシングで日本人初の世界3階級制覇を成し遂げたWBA世界バンタム級王者亀田興毅(24)、弟で前WBA世界フライ級王者の大毅(22)が21日、沖縄合宿をスタートした。この日昼に那覇市入り。沖縄県庁を訪問し、仲井真弘多知事と対面した。4月2日に沖縄県立武道館で大毅が行うノンタイトル戦のチケット400枚を県内6カ所の児童施設にプレゼントすることを報告。その目録を仲井真知事に手渡した大毅は「南から良い風を吹かすような良い試合をしたい。ボクは頑張るだけです」と決意を口にした。

 仲井真知事から「沖縄の若い人を刺激してほしい。毎年来てください」と激励された興毅は「今回成功したら毎年恒例でやりたい。いずれ沖縄で世界戦とか大きいイベントができれば」と口にした。

 また表敬訪問後、元WBA世界スーパーライト級王者平仲明信氏のジムで約2時間の練習を行った。