魔裟斗、次はお前だ!
来月9日の「K-1
WORLD
MAX
2008
世界一決定トーナメント開幕戦」(広島県立総合体育館)に出場する佐藤嘉洋(27=フルキャスト)が25日、都内のジムで公開スパーリングを行った。しなやかな飛びひざ蹴りからの強烈なパンチに、思わずパートナーがのけぞった。佐藤が「最近、筋力トレーニングで鍛えている」という上半身からの打撃技だ。
キックボクシング出身でもともと蹴り技には定評があった。しかし、184センチの長身に70キロという細身は、周囲からパワー不足を指摘されたことも少なくない。トーナメント出場3年目となる今年「何のためにMAXへ来たかをもう1度考えた。世界一をとりに来たんだと」。去年の10月から本格的に筋トレを始め「50キロで10回3セットがやっとだったベンチプレスが、今では85キロにまでパワーアップした」。得意な蹴り技に加え、パンチ力にも一層の磨きがかかったようだ。
昨年、一昨年とMAX日本王者に輝きながらも世界大会では第一人者の魔裟斗(29=シルバーウルフ)の後塵(こうじん)を拝してきた。それだけに「初戦をしっかり勝って、魔裟斗選手を倒したい」。三度目の正直となる今年こそ、名実ともに日本一を狙う。

