全国の不良たちを集めた新総合格闘技大会「THE

 OUTSIDER」の旗揚げ戦が30日、ディファ有明(東京)で開催された。入り口には金属探知機、場内には私服警官が配備されるなど緊張感の中で幕を開けたが、大きな混乱もなく無事に「成功」した。主催した前田日明(49=RINGS)は「次回は7月19日にまたここで行う」と明言。さまざまなトラブルが懸念された中、アマ新団体が船出した。

 「新宿のカリスマ」と呼ばれる瓜田(うりた)純士(28)は2回、レフェリーストップで勝利を収めた。体中に入った入れ墨を気にしてか、柔道着のような白い衣装で登場。ブログでは「小指を自分でかみ切った」などと告白していただけに壮絶なファイトが期待されたが、試合中盤には息切れする場面も。ただ試合後にも相手をにらみつけて中指を立てるなど、詰め掛けた観客を沸かせていた。