WBC世界バンタム級王者の長谷川穂積(27=真正)が「脱メタボ」で、悲願の米国切符をつかむ。6月12日、東京・日本武道館で、同級9位クリスチャン・ファッシオ(ウルグアイ)と6度目の防衛戦を行うことが9日、発表された。文句なしのKOで悲願の米国進出を実現するため、早くも減量を始めたことを明かした。
長谷川の顔はすでにシャープだった。今までのこの時期はバンタム級リミット53・5キロを10キロ以上は軽くオーバーしていたが、この日は違った。「万全の状態でリングに上がるため、普段から試合と同じ体重にする」。計量翌日の試合時は5キロ増の58・5キロ。今後は常に60キロ以下を目安にする。
「今までは食い過ぎだった」。もともとは大食漢。8カ月のブランクのあった1月の前戦前は66キロまで増加、過去最大13キロの減量に苦しんだ。試合当日も体が重く、KO=米国進出を逃す原因の1つになった。
米国進出を目標に掲げてから2年。今度こそ夢を現実に変えるため、夕飯にはラーメンなどの外食を控え、泰子夫人による低カロリーの減量メニューで体重増を防ぐ。「米国で試合をするためにも、最高の自分をつくって、KOで勝つ」と約2年ぶりのKO勝利を見据えた。【田口潤】


