21日に行われる「DREAM.5」(大阪城ホール)に、アンディ・オロゴン(25=ナイジェリア)が電撃参戦することになった。20日、大阪市内のホテルで行われた前日会見で発表された。第1試合で中村大介(28)と対戦する。
アンディは今月6日、JR山手線内で女性を盗撮していた男を捕まえて警察に引き渡す手柄を上げたばかり。「昨日(19日)の夜、谷川(イベントプロデューサー=EP)さんに呼び出されてステーキをごちそうになっちゃって。そうしたら、そこに(試合の)契約書があって…」。谷川EPによると「100グラム2万円近い超高級神戸牛ステーキで、10万円ぐらいかかったよ」。同EPの策略に、まんまと引っ掛かったようだ。
今大会は旗揚げ戦以来となる地上波放送が予定されている。だがミルコ・クロコップ(33)、山本“KID”徳郁(31)ら主力選手が相次いで欠場するなど、主催者側にとっては頭の痛い問題が続いた。そこにアンディの盗撮犯捕獲ニュースが大々的に報じられ、集客やテレビ視聴率に結び付けたい主催者側が「時の人」をリングに引きずり出した格好だ。
とはいえ、総合格闘技ルールの試合は06年大みそかの金子賢(31)戦以来の2戦目。「正直、自信は全然ないです…。(総合格闘技用の)パンツもこれから買いに行かなきゃ」と準備不足は否めない。だが「死ぬ気でやる。タダで東京に帰るつもりはない」。盗撮犯を捕まえた勢いだけで、緊急参戦を乗り切る構えだ。

