日本ボクシングコミッションは7月31日、WBC世界フライ級王者内藤大助(33=宮田)の世界戦後の亀田興毅(21)のリング乱入パフォーマンスについて、関係者に事情を確認する意向を示した。安河内剛事務局長(47)はこの日「(乱入は)前もって周囲が関係していたのか、もしくは亀田選手が自分の意志でやったのか、周囲にヒアリングしないといけない」と語った。すでに中継局のTBSには確認。事前に仕組まれた“演出”ではないとの回答を得たという。

 また東日本ボクシング協会の大橋秀行会長(43)は「激励なので問題ないが、ジム設立間際というタイミングでもあるので、指導していきたい」と話した。亀田ジムは今月11日に認可される見込み。推薦人となったワタナベジムの渡辺均会長(58)は「相手を傷つけるパフォーマンスではないので」と容認の方針。同会長は亀田ジムの活動条件として日本人対決の実現を掲げており「ああいう行動を取ったということは、日本人と試合するということでしょうから」と話した。