WBC世界フライ級王者の内藤大助(33=宮田)が「恩返し」した。9日、大阪・吹田市内で行われた大手ゼネコン・長谷工コーポレーションのイベントに参加。5年前、同社の「建物診断チーム」として約1年間、勤務した縁で東京から駆けつけた。「スーツ着て、満員電車で通ってました。会社の方は募金でガウンをつくってくれて、今でも応援してくれる。やっと恩返しする時がきました」。7月30日の3度目の王座防衛後は休養中で「1カ月は何も考えずに休みたい」と、挑戦要求した亀田興毅(21)に関する問いかけには耳をふさいだ。