新日本の後藤洋央紀(29)が、北京五輪日本勢の活躍に刺激を受けてIWGPベルト獲得を目指す。「G1クライマックス」初出場初優勝という偉業達成から一夜明けた18日、都内の事務所で会見。優勝賞金1000万円を手に「こんな大金を目にするのは初めてです」と笑顔で喜びを語った。

 IWGP王者の武藤敬司(45)と、31日の全日本両国大会で同タイトル戦、来月5日の後楽園大会で、IWGPタッグ選手権開催も正式に発表された。北京五輪女子レスリングで金メダルを獲得した吉田沙保里とは同じ三重県出身で、同じイベントに参加したこともある。「刺激になります。ベルトを取り戻す自信はあるし、2冠を狙う」と言い切った。