全日本と総合格闘技で名をはせる和術慧舟会が、初の「強力タッグ」を組むことになった。武藤敬司社長(45)と西良典代表(53)が20日、都内の事務所で会見し「来月19日の長崎大会で合同イベントを行う」と発表。同大会はキックボクシングが3試合、プロレスが3~4試合となる見込みだ。

 西代表は武藤の専門学校時代の1学年先輩で、武藤は「昨年、長崎で久々に会ったことがきっかけで、ビジネスを越えていや応なしにやることになった」と苦笑い。だが「逆にいい子がいればスカウトしたい」と後進獲得に意欲を見せた。