五輪柔道金メダリスト同士が、総合格闘技のリングで対戦する可能性が出てきた。24日の「戦極」第四陣(さいたまスーパーアリーナ)に初参戦するパウエル・ナツラ(38=ポーランド)が22日、団体エースの吉田秀彦(38)に挑戦状をたたきつけた。同大会では楊ドンイ(23)と対戦するが「1回でKOか1本を狙う」と自信満々。その上で「今後は吉田とやってみたい」と話した。ナツラはアトランタ五輪柔道95キロ級優勝をはじめ世界選手権連覇、山下泰裕を上回る公式戦で312連勝と、柔道の実績では吉田を上回っている。