【アトランタ(米ジョージア州)4日(日本時間5日)=山田大介】6日のUFC88大会に向けた会見が行われ、元UFCライトヘビー級王者チャック・リデル(38=米国)が、ライトヘビー級王座奪回を宣言した。今大会でラシャド・エバンス(25)に完勝すれば、年内にもタイトル戦実現の可能性がある。12月には39歳になるが、同世代の桜庭和志(39)吉田秀彦(39)らと対照的に、体力も気力も衰え知らず。UFC日本上陸の際は、王者として来日するかもしれない。
「もう1度、王座に返り咲きたい」。リデルが高らかにタイトル奪回を宣言した。05年4月にUFC現ヘビー級王者ランディ・クートゥア(45)を破ってライトヘビー級王座を獲得。以降4度の防衛に成功し、「ミスターUFC」と呼ばれてきた。桜庭、吉田ら総合格闘技の全盛期を支えたファイターと同じ「アラフォー」(40歳前後)だ。
「年齢?
感じたことがないね。自分が世界一だということを証明するために必死だから」。リデルの体力やモチベーションは衰えない。「量より質が大切」と、集中的なトレーニングを実施。レベルアップと同時に疲労をためない日々を送っている。6日のメーンでは、ひと回り以上も若いエバンスの挑戦を受けるが「KO間違いなしだ」。完勝すれば、年内のタイトル戦も浮上する。
桜庭が6月のDREAMで左腕尺骨骨折、戦極のエース吉田も6月に約1年11カ月ぶりの白星を挙げるなど、「引退」の2文字を背負って戦っている。来年以降のUFC上陸で、リデルがその勇姿を見せれば、日本の同世代にも格好の刺激になるはずだ。


