全日本の「国産」最重量レスラーで、元幕下の浜亮太(28)が11月3日の東京大会(両国国技館)でデビューすることが5日、分かった。この日、千葉県内で行われたフィットネスセミナー「武藤塾」で武藤敬司社長(45)が明かした。同塾で参加者とともに汗を流した浜は「角界の最後が両国だったので感慨深い。必死に頑張ります」と気合を込めた。

 現在はカズ・ハヤシの指導のもと、全日本道場で練習生としてトレーニングを積んでいる。カズも「ガッツがあるし、面白いですよ」と太鼓判を押す。185キロで入団した浜だが、今では脂肪が筋肉に変わった上、当時を4キロ上回る189キロに増量。「目標とするレスラーはベイダーやブッチャー。対戦したい相手はおこがましいが曙関。角界では雲の上の存在でしたので」と大志を抱いてリングに立つ。