<プロボクシング:最強後楽園日本タイトル挑戦権獲得トーナメント・ウエルター級決勝8回戦>◇8日◇東京・後楽園ホール

 15試合連続KOの日本タイ記録保持者で日本ウエルター級7位の牛若丸あきべぇ(23=協栄)が3連続KO負けを喫した。同級トーナメント決勝で中川大資(31=帝拳)と対戦。3回1分44秒、レフェリーストップによるTKO負けで、日本王座挑戦権を逃した。課題の防御の甘さを露呈し、3連続の屈辱を味わった。あきべぇの戦績は16勝(15KO)3敗、中川は12勝(9KO)2敗1分け。

 あきべぇは防御の甘さを隠せなかった。初回、相手の右ストレートで足が止まる。その後は得意の左ストレートで反撃する場面もあったが、最後は左右の連打で意識が飛び、レフェリーに試合を止められた。昨年9月、世界ランカーを倒して、元WBC世界スーパーライト級王者浜田剛史氏の持つ15試合連続KOの日本記録に並んだ。だが、同12月、前日本王者の湯場に1回KO負けすると、今年4月の再起戦でも日本ランカーの上石に1回TKO負け。一時は引退も考えたが、この日の再起戦に汚名返上を懸けてきた。屈辱の3連続KOで、肉体面も不安だが、本人は「これ以上落ちる所はない。意地もある」と現役続行を口にした。