WBC世界バンタム級王者の長谷川穂積(27=真正)が、ボクシング界の重鎮から名王者の太鼓判を押された。同級2位バルデス(メキシコ)との7度目の防衛戦を前に、6年ぶりに日本で立会人を務めるWBCのホセ・スライマン会長(77)から「勇敢で、スピードがあって、すごくいいボクサー。理想的なチャンピオンだね」とこれまでの戦いぶりを絶賛された。

 要職に就いてまもなく33年という同会長は、日本人ボクサーでファイティング原田氏だけが選ばれている殿堂入りにも「可能性がある」と認めた。その上で「世界で注目を集めることだ」と海外進出による知名度アップを今後の条件に掲げた。長谷川は「スピードは誰にも負けない。(勝利を重ねた先に)神の領域に入るはず」と自らの無限の可能性を信じて戦う。