ノアの仲田龍統括本部長が24日、新日本側に東京ドーム大会(来年1月4日)の早期カード決定を求めた。新日本側からトップ選手への参戦オファーを受けたことを明かす一方で「うちのトップは三沢、小橋、秋山選手。では新日本のトップとはだれなのか。対戦相手を早く決めてもらわないと」と困惑した。

 新日本は現在、IWGPヘビー級王座が全日本の武藤に流出しており、1・4では所属選手が奪回に向け挑戦することが濃厚。仲田統括本部長はその選手がトップとの認識で「相手が2番手、3番手選手なら」と“格下”選手との対戦に難色を示した。

 これに対し新日本側は「うちは複数トップ制なので、その挑戦者以外が2番手、3番手という認識はないことを理解してほしい」と話した。両者のトップ選手に対する認識は食い違っており“オールスター”開催には障害が残っているようだ。