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西岡初防衛の切り札は愛娘「小姫」連呼!

計量をパスしマッスルポーズを決める西岡(撮影・栗山尚久)
計量をパスしマッスルポーズを決める西岡(撮影・栗山尚久)

 WBC世界スーパーバンタム級王者の西岡利晃(32=帝拳)が愛娘パワーで初防衛を狙う。3日、パシフィコ横浜で同級7位ヘナロ・ガルシア(メキシコ)の挑戦を受ける。ダブル世界戦の調印式、計量が2日、都内で行われた。西岡は勝負時に、セコンドから2歳の長女の名前「小姫」を連呼してもらう秘策を明かした。

 王座奪取より難しいといわれる初防衛戦前日。調印式で西岡は「万全の調整ができた」と笑顔。計量をパスした後は「勝つことを確信している。必ずリング上で倒します」と珍しくKO宣言まで飛び出した。

 絶対的な秘策を用意した。勝負時のセコンドからのかけ声。普通は「死ぬ気でいけ」「気合だ」などの言葉が使われる。だが、西岡の場合は、2歳の長女の名前「小姫(こひめ)」。ピンチ、チャンスのときに連呼することを、セコンドに要請した。

 実は昨年9月の世界挑戦時に、足が止まった9回、右目上をカットした11回に、セコンドから「小姫」の叫び声が飛んだ。「娘の名前を聞くと、狂ったように力が出ます」(西岡)。「娘のために」との思いが、土壇場でのパワーにつながった。今回はピンチだけでなく、チャンス時にも「小姫」作戦を使っていく。

 王座奪取後も初防衛戦に集中するため、神戸の美帆夫人(27)の実家の小姫ちゃんと離れて暮らす。クリスマス、正月と寂しい思いをさせてきた。2月には家族3人での披露宴も控える。「(王座奪取した)前回以上に気持ちが大事」と気迫の勝利を誓った。【田口潤】

 [2009年1月3日8時19分 紙面から]


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