元プロレスラーの大仁田厚氏(51)は、全日本時代の後輩でもある三沢さんの死にショックを受けた。「同じ釜の飯を食ってきたし、つらいですね」と話した。81年3月に三沢さんが全日本に入門してきた当時の記憶は今も鮮明で「すごい筋肉質の新人が入ってきたなと思った。若手同士で練習した時、ずばぬけてうまかった。ドロップキックなんか、先輩のおれが教えてもらったぐらい。その時点から、将来は上に立っていく選手だと思った」。それだけに「プロレス界の貴重な財産が失われたことが寂しいですね」と悔やみきれないようだった。