<K-1:東京大会>11日◇東京・代々木第2体育館◇4137人
ボクシング元東洋太平洋クルーザー級王者・西島洋介(36=AK)が玉砕した。「ボクサー」を貫き、リングシューズ着用で蹴り禁止という特別ルールでピーター・アーツ(38=オランダ)に挑んだものの、強烈なキックに4度のダウンを喫してKO負けした。
西島は何もできなかった。「ボクサーとして戦いたい」と、蹴りが使えない不利を承知でリングシューズを履いてリングに上がった。しかし、自慢のパンチを繰り出そうにも、アーツの蹴りを浴びて懐に入り込めなかった。2回に最初のダウンを喫し、3回1分24秒、右ローキックでリングに突っ伏した。「蹴りが遠いところから飛んできた。手応えあるパンチはまったくなかった。全然でした」。西島はキックの嵐を浴びた左太ももを氷で冷やしながら、K-1で83戦のキャリアを誇るアーツに完敗したことを認めた。今後については「この形(シューズ着用)でK-1に上がって行きたい。総合格闘技もチャンスがあれば。負けたままでは終われないので」と現役続行を表明し、出直しを誓った。

