K-1を主催するFEGの谷川貞治イベントプロデューサー(EP=47)が25日、ソウル市内で行われたWORLD

 GP(WGP)開幕戦の前日会見終了後、WGPを隔年開催にしていく構想を明かした。「予選を1年やって、その翌年に決勝を、という方式にしていきたい」。今回もソウルで海外のプロモーターらと具体案を話し合ったという。早ければ11年からの実現を目指す。

 世界一を決めるWGPは93年以来、毎年開催。決勝戦は年末の恒例行事として定着していた。しかし、現行方式では世界各地で開催される予選大会を約半年で行わなければならず、選手の疲労度も高かった。有望な若手や真の実力者の発掘のためには、予選を1年かけてじっくり行う必要があった。「2年に1回にすると、予選が充実する。推薦やファン投票はやめたい」と谷川EP。WGPをオランダなど欧州で開催する案も検討中という。