日刊スポーツのニュースサイト、ニッカンスポーツ・コムの格闘技ページです。



ここからこのサイトのナビゲーションです

共通メニュー

企画特集


  1. ニッカンスポーツ・コムホーム
  2. 格闘技
  3. ニュース

西岡V3!左ガツンあご骨折/ボクシング

エルナンデス(右)の顔面に左フックをヒットさせる西岡
エルナンデス(右)の顔面に左フックをヒットさせる西岡

<プロボクシング:WBC世界スーパーバンタム級タイトルマッチ12回戦>◇10日◇東京・代々木第2体育館

 王者西岡利晃(33=帝拳)が、自慢の左で挑戦者のアゴを粉砕した。2階級制覇を狙うイバン・エルナンデス(26=メキシコ)に対し、3回に強烈な左フックを浴びせると、相手陣営が下あご骨折で棄権。3回終了TKOで3連続KO防衛に成功した。同門のWBA世界スーパーフェザー級王者ホルヘ・リナレス(24)がまさかの1回TKO負け。その衝撃直後の重圧もはねのけ、次戦はいよいよラスベガスで2階級王者ラファエル・マルケス(34)とのビッグマッチの決戦交渉に入る。

 「ガツンと入った」。西岡は確かな手応えを感じていた。3回中盤。エルナンデスが右フックを空振りしたところへ、強烈な左フックを見舞った。見事にアゴを捕らえた。「思い切り効いたと思ったのに倒れない。おかしいと思った」という、こん身の一撃だった。

 ダウンこそ奪えなかったが、その効果は強烈で、数十秒後には答えが出た。エルナンデスはコーナーに戻ると「アゴが痛い」と訴える。セコンドが「口を開けろ」と言ったが、アゴが動かない。陣営は骨折の疑いがあるとして、レフェリーに棄権を申し出た。試合後には病院に直行し、骨折との診断を受けた。

 8戦全勝だったメキシコ人に対し、今度はアゴを砕いた。06年11月のラスベガスでの試合からメキシコ製グローブを使っている。これで8連勝して7KO。「すごい。殺人グローブですよ」と笑った。すぐに「だから、試合に集中できるんです」とも続けた。

 鮮やかとはいかなかったが、自慢の左の力を見せつけた。日本人世界王者としては史上4人目となる3連続KO防衛。具志堅、渡辺、長谷川と名だたる王者に肩を並べた。前回の24年ぶりとなった海外防衛に続いて、また勲章を手にした。

 かつてない衝撃の重圧がかかっていた。同僚リナレスがまさかの1回TKO負け。自らの試合直前にボクシングの怖さを知らされた。さらにゴング時間も30分早まった。入場すると「雰囲気があまりよくないと思った」という。2回にバッティングで減点もとられていた。

 5度目の挑戦でようやくベルトを手にした。修羅場を知る西岡は試合に集中し、冷静だった。「落ち着いて、よく見ていった。相手パンチを見切るのに戸惑ったが、左ボディーも右ジャブも入りだした。これからだった」。文句のない勝利にも観客に手を合わせた。「すっきりしない内容で申し訳ない」と話したが、骨折の疑いのアナウンスに観客も納得した。

 この日の試合はメキシコでも中継された。元2階級王者マルケスとのビッグマッチへ、最後の関門も突破した。「準備もやる気もある。ワクワクする試合をしたい」。33歳のパパはまだまだ進化する。次は夢の舞台ラスベガスでそれを証明したい。【河合香】

 [2009年10月11日9時8分 紙面から]


関連ニュース



このニュースには全0件の日記があります。


ソーシャルブックマークへ投稿

  • Yahoo!ブックマークに登録
  • はてなブックマークに追加
  • Buzzurlにブックマーク
  • livedoorクリップに投稿

ソーシャルブックマークとは


キーワード:

西岡利晃

PR






この記事を読んだ人は以下の記事も読んでいます

  1. 1  リナレスまさか73秒KO陥落/ボクシング - 格闘技ニュース
  2. 2  KO防衛の西岡「今度はビッグマッチ」 - 格闘技ニュース
  3. 3  かつらが駄目?小口奪取失敗/ボクシング - 格闘技ニュース
  4. 4  細野判定V3も右眼窩底骨折/ボクシング - 格闘技ニュース
  5. 5  朝青龍と内館牧子委員リング挟んで観戦 - 格闘技ニュース



日刊スポーツの購読申し込みはこちら

  1. ニッカンスポーツ・コムホーム
  2. 格闘技
  3. ニュース

データ提供

日本プロ野球(NPB):
日刊編集センター(編集著作)/NPB BIS(公式記録)
国内サッカー:
(株)日刊編集センター
欧州サッカー:
(株)日刊編集センター/InfostradaSports
MLB:
(株)日刊編集センター/(株)共同通信/STATS SportsTicker

ここからフッターナビゲーションです