元横綱朝青龍関(本名ドルゴルスレン・ダグワドルジ=29)が、滞在先をハワイから米国本土に移していたことが21日、分かった。関係者が「本人と直接、国際電話で話したところ『今はロサンゼルスにいる』と言っていた」と明かした上で「格闘技団体の名を口にしていた」と話した。米国には世界最大の総合格闘技団体UFC、巨大プロレス団体WWEなどがあり、接触する可能性も考えられる。具体的な団体名などは不明だが、米国も視野に入れつつ、今後の活動の場を模索しているようだ。

 しかしUFCは21日、オーストラリアのシドニーで同国初の興行を開催しており、同団体トップのロレンゾ・フェティータ・オーナーとダナ・ホワイト代表は米国に不在。米国格闘技事情に詳しい関係者によると「WWEと交渉する可能性はあるが、UFCは現状であり得ない」と話す。常夏のハワイでのバカンスから一転、新規ビジネスを求めて米国本土へ?

 元朝青龍関が、第2の人生へ向けて動きだしたようだ。