<プロボクシング:東洋太平洋スーパーライト級タイトルマッチ12回戦>◇20日◇東京・後楽園ホール

 「負ければ引退」を宣言していた佐々木基樹(34=帝拳)がウエルター級に続き、東洋太平洋王座の2階級制覇を達成した。8回の公開採点では2人のジャッジが王者ランディ・スイコ(30=フィリピン)を支持し、1人はイーブン。そこから佐々木は攻勢に出て10回にダウンを奪い、逆転で2-1の判定勝ち。佐々木は「首がつながったのはいいことだけど目標はここじゃない」と表情を引き締めた。