WBC女子世界ミニフライ級王者アナベル・オルティス(24=メキシコ)がセクシー衣装で、同級6位菊地奈々子(35=白井・具志堅)を“悩殺KO”した。11日、両者は都内で13日の世界戦の予備検診を行った。6歳と3歳の娘を持ち、美形で評判の王者は、緑色のミニのワンピースに網タイツ、ハイヒール姿で会場入り。ボクシング公式行事には珍しいセクシーな服装で、周囲の視線をくぎ付けにした。

 写真撮影では、長い脚を見せてモデルのようにポーズを決めた。「ジムに行くときも女性らしい格好をするようにしているわ」というオシャレ好きの王者は、洋服4着と靴6足を持参し来日。ハイヒールも普段から履いていると言い「ねんざの心配はないですよ」と笑った。検診結果も異常なしで、減量も残り約1キロと順調。試合2日前にもかかわらず、大人の色香を漂わせた美女王者は「サヨウナラ」と笑顔で手を振り、さっそうと会場を後にした。