24日のWBC世界スーパーバンタム級王者西岡利晃(34=帝拳)の5度目の防衛戦(東京・両国国技館)の前座戦に出場する外国人4選手が19日、都内ジムで練習を公開。西岡は08年9月15日に同会場で王座を奪取した“盟友”のWBA世界ミニマム級王者ローマン・ゴンサレス(23=ニカラグア)と再会した。

 この日、シャドーボクシングなどで汗を流したゴンサレスは「西岡は良いボクサーだ」と敬意を表し、同日同開催を喜んだ。対戦相手のロサスには09年2月のWBAミニマム級初防衛戦で判定勝ちしている。今回は1階級上のライトフライ級での対戦となるが「前回は(計量後の食べ過ぎで)胃の調子が悪くて下痢していた。今回は(リミットが)108ポンド(48・9キロ)だから楽。KOを狙っていきたい」と返り討ちでの2階級制覇に自信を見せた。