総合格闘家・泉浩(28=プレシオス)が長身対策の新技を駆使し、メーンを勝利で飾る。30日のSRC15(東京・両国国技館)のジェームズ・ジキック(33=英国)戦を控え、25日に都内で練習を公開した。身長188センチとなる敵とのリーチ差を埋めるため、1歩足を踏み出して放つパンチ技を開発した。その動きが銛(もり)で魚を捕らえる姿に似ていることから「銛泉(もりいずみ)」と命名。青森の漁師の息子である泉は「小学校時代、銛を使いましたし、リーチ差を埋めるには有効なパンチです」と手応え十分だった。