24日にがんで母裕美子さん(享年55)を亡くした前WBC世界バンタム級王者の長谷川穂積(29=真正)は、告別式から一夜明けた27日、神戸市内の所属ジムでの練習を休んだ。

 真正ジムの山下会長は、精神面を考慮し、練習を数日間休ませる方針。本人の意向を聞いた上で、練習を再開する。長谷川は次戦、世界2階級制覇をかけて、11月26日に愛知・日本ガイシホールでWBC世界フェザー級1位ブルゴス(メキシコ)との王座決定戦に出場する。