<プロボクシング:日本フェザー級王座決定戦10回戦>◇8日◇東京・後楽園ホール◇観衆1500人

 1月に世界王座奪取に失敗したWBA世界フェザー級14位の細野悟(27=大橋)が日本同級新王者となった。8日、東京・後楽園ホールで日本同級王座決定戦が行われ、細野が日本同級7位梅津宏治(34=ワタナベ)を3-0の判定で下した。細野は9月28日のスパーリングで左肋骨(ろっこつ)を骨折。直前までほとんど実戦練習ができない状況だったが地力を発揮し、強烈な左ボディーを中心に攻め続けて完勝した。細野の戦績は18勝(13KO)1敗。