ダブル世界戦(11年1月10日、東京・有明コロシアム)の開催が18日、都内で発表された。WBA世界スーパーバンタム級王者李冽理(28=横浜光)は同級6位下田昭文(26=帝拳)と初防衛戦を行う。

 王者李は初防衛戦でサウスポーの難敵を迎え撃つ。10月の初挑戦では強敵王者プーンサワットから、番狂わせで王座奪取した。当時、李のWBA14位に対し、下田は5位につけていた。楽な相手も選べたが、あえて国内の格上を選んだ。16日から左対策を第一に本格始動。前回は足でベルト奪取したが「幅の広さも見せたい」。パチンコ店勤務だが、王者となってホール係から本社付きに栄転。ボクシングに集中できる環境も整い、「国内最強」を証明する。