新日本プロレスで活躍した元プロレスラーの星野勘太郎さん(本名・星野建夫)が25日、肺炎のため都内の病院で死去していた。67歳だった。09年2月に脳梗塞(こうそく)で倒れて入院生活を送っていたが、肺炎を併発して息を引き取った。

 ◆星野勘太郎(ほしの・かんたろう)本名・星野建夫。1943年(昭18)10月9日、兵庫・神戸市生まれ。61年12月に日本プロレスでデビュー。70年にアントニオ猪木と組み、NWAタッグリーグで優勝した。74年新日本に参戦し「突貫小僧」の異名で活躍。79年には故山本小鉄さんとのコンビ「ヤマハ・ブラザーズ」で、IWA世界タッグ王座を獲得した。95年2月の引退後はプロモーターとして活動。02年8月から04年9月まで武闘派ヒール軍団「魔界俱楽部」総裁として活躍した。170センチ、80キロ(現役時代)。