WBA女子世界ミニマム級王者の多田悦子(29=フュチュール)が「長谷川流」でベルトを守る。5日の4度目の防衛戦に向けて1日、京都市内の所属ジムで練習を公開。WBCフェザー級王者長谷川穂積(29)を尊敬する多田は、先月26日の2階級制覇をテレビ観戦し「魂が込められていた。すごく感動した」と刺激を受けた。「長谷川さんや(世界6階級制覇の)パッキャオも西岡(利晃)さんもそうだけど、うまい人に共通しているのはリングでダンスしてるみたい」とフットワークの軽快さを感じ取り、自らの戦いに生かす構えだ。