11月に2階級制覇を達成したWBC世界スーパーフェザー級王者粟生隆寛(26=帝拳)が27日、都内ジムで始動した。当初は年明けの予定だったが「体がうずうずしてきた」と、シャドーボクシングなど約1時間、汗を流した。粟生は「充実した1年だったけど、まだまだですね」と今年1年を振り返り、来年のテーマを「進」と設定。「進歩であったり、前に前にしっかり進んでいくということ。防衛しないといけないっていうのがあるので、しっかりやっていきたい」と、まずは来春予定の初防衛成功に照準を定めた。