<Krush:初代王座決定トーナメント>◇9日◇東京・後楽園ホール◇観衆2100人

 昨年のK-1

 MAX世界一決定トーナメントで準優勝した佐藤嘉洋(29=名古屋JKファクトリー)が、新年初戦を白星で飾った。9日、東京・後楽園ホールで行われた格闘技興行「krush」の70キロ級に出場。シェムシ・ベキリ(24=スイス)に2-1で判定勝ちした。初来日したキックボクシング、ムエタイ世界4冠王のハードパンチに苦戦したが、ボディーへのひざ蹴りで巻き返した。3月以降はオランダ、イタリア、ロシアへ武者修行に出向く予定で「辛勝でしたが、世界にはまだまだ強い相手がいる。人生楽しみ」と闘志を新たにした。